第4回 隠岐の島遊らんマラニックin五箇

五箇の見所など紹介・・少し知っていただきそれぞれの地区をゆっくりマラニックで感じて!!

※一部伝説なども含まれています。          ※参考文献: 五箇村誌、隠岐のみどころ、隠岐島の牛突き、隠岐の島伝説、全国一の宮めぐり

地区名 見所 距離 コメント
@ 山・林道・代地区 横山寺 2k 真言宗のお寺。創建は不明。ここにある不動明王は「なで仏」といわれて痛い所をなでると治ると言われている。
@   山・林道・代   岳山闘牛場 3k 10月3日「一夜嶽牛突大会・いちやがだけ」がここで行われる。観戦は入場料をとらずすべてご祝儀によってまかなっている伝統的な「牛突き」今でも一夜嶽神社の例祭日には、山道を登り海抜361mの嶽山の八合目の社殿前で「牛突きを奉納している。」
◎隠岐の牛突きは、760年の歴史があるといわれ、由来は後鳥羽上皇が隠岐へ配流なされた際に、里人が上皇の御心をお慰めするために・
@   山・林道・代 黒耀石の道 5k 嶽山八合目から、右に山道を下り、しばらくすると林道に出る。ここは黒耀石の道と言われている。足元に黒耀石がちらばっている。
遥か昔古代人が黒耀石を求めてこの付近を歩いたであろうと・ロマンを感じる
※袋等に黒耀石を拾ってもかまいません。
A 久見地区 そばかりんと 8k 産業の少なかった久見地区に、30〜70歳の女性でつくる「久見特産」がある。前進は「過疎や少子高齢化が進む地域に活気を取り戻そう」と、地域の女性たちが1997年に結成した久見特産加工グループで、地元そば粉を原料にした菓子「そばかりん」、隠岐で水揚げしたイカを使った「イカすみせんべい」など。年商も着実のアップしているが、利益追求する考えはなく、「地域の活性化という理念は今も変わらない。赤字にならない程度で、細く長く続けたい」「今後もお客さんと地域のために頑張りたい」 
A 久見地区 竹島看板 8k 竹島は五箇の北西約157kmにあり、東西両島と数多くの岩礁からなり、周囲は絶壁にかこまれており、樹木はなく雑草がはえている。以前は人は住んでいなっかた。周辺の海はいか、さざえ、あわび、わかめなどの好漁場で、かつてはあしかが群生していた。五箇からも漁民が出漁していた。
A 久見地区 アルカリ流紋岩 9K 久見の海岸線、日本でも隠岐だけしか見られない、白い岩肌のアルカリ流紋岩の溶岩台地・日本でオンリーワンの岩を感じて!!
A 久見地区 ローソク岩 9K ここからは遠方から望む形。島根を代表する夕焼けの名所。沖合い500mにそびえたつ約20mの巨大な岩。夕暮れ時に岩の頂上に真っ赤な夕日が灯る様子はまさに絶景。
A 久見地区 八幡浩二 9K 隠岐で一番自然(岩石・植物・昆虫等)に詳しい人。隠岐が日本ジオパークに認定されたのは八幡さんの功績が大。黒耀石の加工技術は世界屈指?
A 久見地区 ローソク岩藻塩 9K 久見で、地域の海洋資源(アラメ)を生かして、「藻塩・もしお」作りが行われている。藻塩はミネラルいっぱいの天然塩で、隠岐のお土産物として定着しつつある。おにぎり、てんぷら、焼肉等にあう。製造者:八幡一正
A 久見地区 伊勢命神社 10K 久見神楽、伊勢命神社を中心に久見部落民が伝承したもので夜を徹して演ずる里神楽である。
B 山田地区 放牧場 14K 広大な放牧場で、肉牛として飼育されている。
C 郡地区 水若酢
神社
17K みずわかす神社。隠岐の一宮。主祭神は水若酢命(みこと)重要文化財の本殿は隠岐独特の建築、隠岐造りという様式で、1795年に建てられたもの。例大祭は5月3日で神幸祭は隠岐三大祭のひとつで、水若酢神社祭礼風流として県の無形重要文化財に指定されている。2〜3歳以上10歳までの男の子が、花木などで飾った山車(だし)「蓬莱山・ほうらいざん」を御旅所まで曳く「山曳き神事」が祭の中心。
C 郡地区 土俵 17K 水若酢神社では古くから奉納相撲が盛んに行われ、数々の名勝負が語り伝えられ、数多の名力士を輩出している。他に類をみない明神さんの三重土俵に象徴されるように世間では五箇の相撲は隠岐の本場所とまで言われている。この伝統ある相撲を五箇の村技と定め毎年11月3日に明神さん境内土俵にて大会が開催されている。
  


C 郡地区 隠岐郷土館 17K 明治18年、郡役所として建造された建物が、隠岐支庁となった。この西郷の港近くにあった建物が昭和43年に新庁舎建設に伴い廃棄されることになったのを、当時の五箇村が明治100年記念事業として、現在地に移した。島根県下に於ける明治初期の洋風木造建築様式を伝える唯一の遺構である。
C 郡地区 重栖自然公園 20K 重栖省吾さんが10年以上前から、ヤブを伐採して少しずつ手入れをした自然公園。所どころ重栖さんの温かさが見受けられる。豪雨災害の爪跡が残っているが心が健康になる場所かと。
C 郡地区 大和地 23k おわち・主催者の母の実家で、代々信仰心に厚く、本四国八十八箇所参りに行く事ができない方の為に設置され、ここ大和地は第49番札所。
D 小路地区 願満寺 24K 839年隠岐に配流された小野たかむら(小野こまちの祖父)が彫ったとされる薬師如来像がご本尊として安置されている。言伝えではこのご本尊は一度隠岐を離れ境港に・・仏像返還にとても真剣に交渉したのが屋号を杢田屋(もくだや)という家の婦人と当時13歳になる池本由次郎という少年だった。一方明治の廃仏運動の嵐の中、積み上げられた仁王像は、どうしたわけか完全には燃えなかった。今は損傷を全身に残し、からくも仁王立ちを保持している。この三体の像を彫ったとされているのが小野たかむらであり、この像を守ったのが、今回マラニックに参加の池本周平さんの祖父である。
G 南方地区 重栖川 五箇の中央部を東から西へ重栖湾に注ぐ6,800mの川。その支流の那久路川、小路川、郡川、山田川、苗代田川とともに・
G 北方地区 岩石 29K 柱状節理の岩石と川、田んぼが織り成す自然は中国の水墨画のようで、この景観は極めて見事である。こういう岩の近くに田や川、海があるという場所は日本の他の地域にはないだろうと。隠岐の島は地質は朝鮮型だとも。
I 長尾田地区 海岸 34K 長尾田の岩、海はすごい。
J 福浦地区 37K 砂浜
J 福浦地区 トンネル 38K 旧福浦トンネルは、岩をくりぬいて造ったものだが、誰がいつ掘ったかは不明。トンネルの横にトンネルがあり、トンネルの先にもトンネルがある。岩肌には黒耀石の絶壁がある。
K シーサイド シーサイド 42K 延々と続くシーサイド。ここも海、田、岩肌が間近にある。放牧場、絶壁、広々として数年前には、コウノトリが住んでいた。
ゴール 味冨 46K 海鮮料理、焼肉料理が自慢のココロ温まるお宿。遊らんマラニック開催の際はいつもお世話になっています。隠岐温泉五箇の前にあり便利。

黒耀石は出会いの石・八幡浩二さんからのメッセージ
 私が隠岐の島に帰ったのは23歳の時でした。当初はこの石の地質的また歴史的な素晴らしさはあまり感じていません
でした。ところが黒耀石の魔力でしょうか、色んな方に巡り会い本当の魅力を教えていただいたような気がします。
そして、この石が原始の時代からの宝石であり、今もなおエネルギーを発し続け私達に何かを訴えているように
思えてなりません。世界中で最高の刃物となる黒耀石を石器として使うために、産地へ採りに行った人達、
また訪問者からゆずりうけた人達、いずれにせよ人々の交流により新たな文化が育ったことでしょう。
そして数万年にわたり使われたこの偉大なロマンを秘めた黒い石を大切にしたいと思っています。

参加者からのメッセージ
◎山崎仁志・月曜が休めるものと信じて、羽田〜米子の往復航空券を購入してしまいました。
        皆さんと飲めるの楽しみにしています。台風が来ないことを祈っています。
◎上ヶ原勲・今年の隠岐ウルトラに参加しました。楽しんで走ることをモットーにしています。(速くないので)
◎西村悟・初めての隠岐、還暦祝いに訪ねてみたいと思い申し込みました。よろしくお願いします。
◎松尾賢一・隠岐の自然にしっかりふれ、みなさんとの交流を楽しみにしています。
◎渡部真弓・昨年、今年と隠岐ウルトラマラソン50kmに参加し、すっかり隠岐のとりこになりました!
        決して速くないけど、「楽しく!笑顔で!頑張るところは絶対頑張る!」をモットーに
        初マラニックしたいと思います。隠岐の皆さんに会えるの楽しみにしています。
◎得能計子・初めての隠岐の島、どんな景色に出逢えるのかとても楽しみです。
◎阿部年博・とても楽しみにしています。よろしくお願いします。
◎是津一成・マラニック参加は今回で2回目です。楽しみながら走ることを目標にし、
        45kmを楽しくゴールできればと思います。       ◎大西富士夫・楽しみにしています。
◎池田則文・いつもお世話になります。皆様よろしくお願いします。
◎西田勝造・ゴール後のビール楽しみにしています。皆さんと汗をかきたいと思います。
◎門脇広和・8月から隠岐の島駐在所勤務になり、隠岐島のいろいろな所を見て走りたいと思います。
        最近運動不足で、メタボが気になり参加してみました。
◎日野道也・今回が2回目の参加で、まだまだわからないと事ばかりですが、よろしくお願いします。
◎畑田浩志・マラニックin五箇は初参加させていただきます。アップダウンが少々不安ですが、
        笑顔でゴール目指してがんばります。よろしくお願いします。
◎藤野晃・初めての参加ですが、迷惑をかけないよう完走目指して頑張ります。