隠岐天然白島(しらしま)アラメ

 隠岐天然白島(しらしま)アラメは、日本海に浮かぶ隠岐の島最北の海・白島海岸沿岸で採れます。
アラメは冬の荒波にもまれ12月頃からすくすくと育ち、そして春〜初夏に旬のアラメとして成長します。
近くに住む大西おじさんが箱メガネで水中を見て刈ります。
右手に長い釜を、左手で舵を、そして箱メガネは歯で固定しています。
大西おじさんの息子さんは、ウェットスーツに身を包み潜水してアラメを採ります。
そんな二人の心意気のこもったアラメです。
そして新鮮なアラメを大西おばさんが、まねの出来ない熟練の業で仕上げます。

アラメの食べ方  まず水にもどします。乾燥アラメの保存期間は約1年と長期保存が可能な食品です。
※目安として、乾燥アラメ10g2人前です。

1.ボールに10倍程度の水を入れてアラメを浸します。 2.しばらくしてアラメが5倍ぐらいの大きさに戻ります。
3.砂が容器の下に溜まることがあります。アラメを上部よりつまみ上げてザルなどに移して下さい。
4.よく水を切って、お好みの料理にお使いください。

水に戻すと大きくなります

隠岐の代表的な食べ方、煮付け

アラメの炊き込みご飯
アラメの煮付けの調理方法・・アラメを水に戻す目安は15程度【調理して硬いと思われる方は少し長めに水に浸して下さい】
1.鍋またはフライパンに少量の油を入れ、砂糖・しょう油・味醂(清酒)・ダシなどで味付けをし細火で煮ます。
2.味がしみ込んできたら出来上がりです。
調味料はお好みにより加減して下さい。 揚げや天ぷらなどを入れても美味しいです。 
近所の料亭は液体のカツオだしで味付けをしています。
器に盛ってから、胡麻をかけても美味しくいただけます。
アラメの炊込みご飯の調理方法・・アラメを水に15分程度戻します。【出た黒い汁はアラメの成分で炊き込む時に使います】
1.フライパンでお好みにより、とりもも肉などを入れて、お酒、しょう油などで炒めます。
2.といだ米にアラメの成分の黒い汁を入れます(炊飯ジャーの目分ほど) 
3.1で炒めたとり肉と、水で戻したアラメを入れてよくかき混ぜます。
4.淡口しようゆ(お好みのしょう油で)を入れ味をみて、炊き込みます。→出来上がりです。
●戻して、色々な料理にも合います。
使った人の声 ・・実際に台所で使って、食べてみた人の声です。

@「他の海藻と違い、厚みがあり、しっかりとした食感でした。」「歯ごたえがあり美味しかった。」
A真っ黒な色から、豊富な栄養や、「海の恵み」を感じました。
Bそのままもどして食べても美味しいし、豚肉とゴボウを入れた炊込みご飯をつくった。おつうじもよかった。
C玄米ごはんと大豆とアラメを炊き込んだ。炊きあがりの香りに、海の幸を感じた。
熱を加えても崩れずしっかりとした食感。
加工者  有限会社 武田商店  
〒685-0015 島根県隠岐郡隠岐の島町港町天神原29番地 TEL 08512-2-0227 FAX 08512-2-1448